ニュース 電子 作成日:2019年5月3日_記事番号:T00083310
中国のスマートフォン最大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は最近、チップ・オン・フィルム(COF)基板の供給不足を懸念し、台湾メーカーの易華電子(JMCエレクトロニクス)と頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)に対し、生産能力の確保と歩留まり率の改善を求めているもようだ。3日付電子時報が伝えた。
ファーウェイのサプライチェーンでは、設計がやや複雑な7穴COF基板をJMCが、5穴COF基板をチップボンドが主に受注している。
業界筋によると、歩留まり率はJMCが70~80%、チップボンドが50~60%となっている。現時点でCOF基板の生産能力が業界全体で限られるため、歩留まり率が需給に与える影響は大きい。2社にとっては、歩留まり率改善が当面の課題となる。
COF基板は台湾2社の他、韓国のステムコ、LGイノテック、日本のフレクシードが生産しているだけだ。COF基板のパッケージング・テスティング(封止・検査)業者によると、台湾と韓国のCOF基板メーカーは今年第1四半期から値上げに動いている。品薄による価格上昇は下半期まで続くとみられている。
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