ニュース 電子 作成日:2019年5月3日_記事番号:T00083313
宏達国際電子(HTC)によると、同社のバーチャルリアリティー(VR)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「VIVE Pro」が2018年より米国空軍でパイロット訓練用に導入されている。同訓練には今年から英空軍関係者も参加しており、今後、英国でもVIVE Proが採用される可能性がある。3日付工商時報が報じた。
米空軍は昨年4月、VR技術を活用することで実際の飛行訓練時間を減らすと同時に、特定技能の習熟を図る次世代のパイロット育成プロジェクトを発表した。プロジェクトに参加するパイロットはVIVE Proを利用した模擬操縦席で飛行訓練を実施し、その際にパイロットの生体データを記録。これを分析することで訓練環境を調整するなど、学習効率の向上を図る。
同プロジェクトは友好国の注目を集め、既に英国空軍が教官とパイロット候補生それぞれ1人を米国に派遣。その経験を生かして英軍でもVRを活用した飛行訓練を速やかに導入したい考えだ。
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