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Q1住宅建設許可件数、過去20年同期で最多【表】


ニュース 建設 作成日:2019年5月3日_記事番号:T00083322

Q1住宅建設許可件数、過去20年同期で最多【表】

 内政部の統計によると、第1四半期の住宅建設許可件数は3万2,954戸で、前年同期比19.7%増加し、同期としては過去20年余りで最多となった。3日付工商時報が報じた。

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 住商不動産の徐佳馨企画研究室主任は、建設会社が住宅市場を楽観視していると指摘。また、一部の建設会社が今後の容積率奨励規定の変更を見越して建設許可を前もって確保したことも要因との見方を示した。

 第1四半期の住宅建設許可件数のうち、直轄市別では台中市が前年同期比64%増の8,810戸で最多だった。新北市、桃園市、台南市も大幅増となったが、台北市は48%減少、高雄市は15%減少した。

 住宅建設許可件数は、過去10年間でみると2013年の13万3,000戸がピークで、以降は住宅景気が下向き、16年に7万9,000戸まで減少したが、その後は住宅の在庫解消が進み、18年は12万2,000戸と過去4年で最多を記録していた。