ニュース 公益 作成日:2019年5月3日_記事番号:T00083324
彰化県沖の洋上風力発電(オフショア風力発電)に参入するデンマーク企業、エルステッドのアジア太平洋地区担当社長・台湾法人董事長のマティアス・バウゼンバイン氏は2日、同社のサプライヤー各社にフル稼働で納期を守るよう求めた。これに先立ち、エルステッドは4月30日、彰化県沖の風力発電所計画について、投資を最終決定している。3日付経済日報が報じた。
サプライヤーは▽中国鋼鉄(CSC)▽台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台朔重工(フォルモサ・ヘビー・インダストリーズ、FHI)▽台湾国際造船(台船、CSBC)▽台湾汽電共生(台湾コージェネレーション)傘下の星能(スター・エナジー)──など。
バウゼンバイン氏はまた、独シーメンス傘下のシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)による風力発電設備の組立工場の設置時期が2021年に早まるとの見通しを示すとともに、エルステッドが6,000万台湾元(約2億1,700万円)を出資し、産業輔導基金を創設することを表明した。下請けサプライヤーのために溶接技術者を育成することが狙いだ。
エルステッドはまた、台湾の市中銀行から250億元を5年間にわたり借り入れる方針を正式に表明した。
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