ニュース 電子 作成日:2019年5月6日_記事番号:T00083331
2020年総統選に向け、国民党予備選に出馬意向を示している鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が、6月21日の株主総会で退任すると伝えられる中、消息筋によると、次期董事長には黄秋蓮総財務長が昇任する計画だという。中央社電が6日伝えた。
黄総財務長(中)は社内で「マネーの母」と呼ばれており、鴻海傘下の複数の投資会社の董事長も兼任している(中央社)
消息筋によると、郭董事長は総統選に出馬するため経営の一線を退くが、グループ総裁として事業運営の監督や事業転換の支援は続ける方針で、董事長職は黄総財務長に、総経理職は別の人物に任せる計画とされる。
早ければ5月12日までに次期董事の候補者名簿が発表され、6月21日の株主総会で黄総財務長が董事長に就任するとみられている。一方、次期総経理の選出については株主総会以降に明らかになる見通しだ。
観測に対して鴻海は、「董事長個人の生涯設計について、具体的な情報があれば規定に従って対応する」と従来のコメントを繰り返した。
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