ニュース 電子 作成日:2019年5月6日_記事番号:T00083333
DRAM最大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が3日発表した4月連結売上高は41億1,100万台湾元(約147億円)と、前月比10.5%増、前年同月比46.5%減だった。主にDRAM価格が1年前より大幅に下落したためだ。4日付工商時報が報じた。
第2四半期はパソコンとサーバーの非需要期でDRAMの供給過剰が続くものの、スマートフォン、コンシューマーエレクトロニクス、モノのインターネット(IoT)向けなどの需要が強まる見通しだ。業界関係者は、DRAM需要は小幅に回復、価格下落幅は前期より縮小するとみている。
証券会社は、南亜科技の第2四半期ビット出荷量は前期比5%以上増加するものの、平均販売価格(ASP)は15%以上下落し、売上高は前期(113億7,000万元)を下回ると予測した。
南亜科技は、LPDDR4Xなど低消費電力製品、サーバー向け新製品などをラインアップに加えて製品構成の調整を進め、DRAM価格下落によるリスク低減、利益確保に努めている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722