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特許審査追いつかず、未処理12万件に


ニュース その他分野 作成日:2008年6月24日_記事番号:T00008334

特許審査追いつかず、未処理12万件に

 
 経済部知的財産局で特許審査を担当する審査官の数が極端に不足しており、審査待ち案件が12万件に達していることが23日までに分かった。24日付工商時報が伝えた。

 尹啓銘経済部長は「以前から存在する問題だが、最近さらに深刻になっている」と対策の必要性を強調した。背景には知的財産裁判所への出向、外部審査委員の削減などが背景にある。

 現在特許申請件数は毎年8万件に上るが、審査官僚件数は3万件にすぎず、審査待ち案件が雪だるま式に膨らんでいる。昨年以降に提出された特許申請は全く手付かずの状態となっている。

 業種別では機械類の審査が比較的速いが、光電、化学工業の分野では申請件数が多く、申請から審査まで平均で2年半かかっている。

 知的財産局の王美花局長は「現在270人体制で審査に当たっているが、申請件数と審査能力のバランスを取るには230人の増員が必要だ」と話している。