ニュース 医薬 作成日:2019年5月6日_記事番号:T00083341
衛生福利部(衛福部)は医療観光(メディカルツーリズム)で台湾を訪れる観光客の数を2023年までに年間延べ100万人へと18年の約2.5倍に増やし、医療観光の規模を年400億台湾元(約1,430億円)へと18年の約2.3倍に拡大する計画だ。衛福部関係者が明らかにした。6日付工商時報が報じた。
衛福部は16~18年、新南向政策対象国と医療分野での提携を強化し、医療観光で台湾を訪れる観光客の数は17年の延べ29万人から18年の延べ41万人に増加、医療観光の規模は17年の147億元から18年の171億元に拡大した。
衛福部関係者は、これまでは医療分野を絞ってこなかったため、世界の医療観光市場で十分にシェアを伸ばせなかったと指摘。今後は台湾が強みとする▽心血管治療▽人工関節置換▽生殖医療▽がん治療▽ロボット手術▽肝移植▽頭蓋顎(がく)顔面外科治療▽美容外科治療▽健康診断──の9分野に注力する他、プロモーション強化に向けて医療観光の仲介組織や大手医療保険会社との提携を進めると説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722