ニュース 政治 作成日:2019年5月6日_記事番号:T00083351
2020年総統選挙を巡る複数の世論調査で、蔡英文総統と頼清徳前行政院長の支持率は拮抗(きっこう)しており、一部調査では蔡氏の支持率が頼氏を抜くケースも出始めた。4日付蘋果日報が伝えた。
世論調査は民進党から蔡氏、頼氏が出馬したケースをそれぞれ想定し、国民党の韓国瑜高雄市長、無所属の柯文哲台北市長と対決した場合の有権者の支持動向を調べたものだ。
台湾独立派の実力者、辜寛敏氏が創設した「台湾制憲基金会」が3日発表した世論調査結果では、蔡氏が出馬した場合の支持率が、▽蔡氏、28%▽韓氏、35.4%▽柯氏、23.4%──だったのに対し、頼氏が出馬した場合は、▽頼氏、30.5%▽韓氏、34%▽柯氏、23.7%──で、頼氏がリードを保った。
一方、民進党寄りのシンクタンク「両岸政策協会」が3日発表した世論調査結果によると、蔡氏が出馬した場合の支持率は、▽蔡氏、27.9%▽韓氏、32.6%▽柯氏、26%──だったのに対し、頼氏が出馬した場合は、▽頼氏、26.8%▽韓氏、31.6%▽柯氏、28.6%──で、蔡氏の支持率が頼氏を上回った。
調査結果に調査実施機関のカラーが反映されている部分は否めないが、全体としては当初劣勢だった蔡氏が頼氏を追い上げる構図となっている。
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