ニュース 電子 作成日:2019年5月7日_記事番号:T00083358
金属筐体(きょうたい)メーカー、華孚科技(ワッファー・テクノロジー)の中国子会社、昆山漢鼎精密金属(江蘇省昆山市)の工場で今年3月に7人が死亡する爆発事故が起きたことを受け、同社を含む全市のマグネシウム合金工場が検査のため稼働停止を命じられている。生産再開は10月末~年末とみられる中、▽可成科技(キャッチャー・テクノロジー)▽巨騰国際控股(JT)▽鴻海精密工業──が受注拡大を狙っているようだ。7日付電子時報が報じた。
業界観測によると、華孚科技は昆山工場で主にノートパソコン、車載用製品を生産しており、ノートPCブランドの▽HP▽デル▽LGエレクトロニクス──や、▽BMW▽アウディ▽テスラ──などが顧客だ。
キャッチャーはHPなどと受注交渉を進めている他、車載用製品の受注も狙っている。巨騰は既に華孚科技の一部受注を奪い、南京工場で金型開発と生産能力拡大を進めている。鴻海は昆山工場の停止を命じられ、山東省煙台市の工場に生産移転して対応するようだ。
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