ニュース 石油・化学 作成日:2019年5月7日_記事番号:T00083364
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の洪福源副董事長は、4月上旬の火災で操業を停止している第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)にある芳香族炭化水素(AH)第3プラント(ARO-3)について、7月末までに破損した改質装置(リフォーマー)の修理を終え、8月中旬にも生産を再開したいと述べた。7日付工商時報が報じた。
AH第3プラントは主要製品がベンゼン、トルエン、キシレンと改質ナフサ(リフォーメート)。台化のAH事業で最新、最大の生産能力を持つ。
火災が発生した場所以外は安全が確認でき、5月下旬に当局に再開を申請し、6月初旬にも操業を再開する予定だ。ただ、改質(リフォーミング)ができないので、キシレン生産は50%、ベンゼン生産は60%にとどまる。洪副董事長は、8月中旬にも全面再開できれば、いずれも100%生産を回復すると語った。
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