ニュース その他分野 作成日:2019年5月7日_記事番号:T00083376
2020年総統選挙に向け、国民党の予備選に出馬意向を表明している鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は6日、記者会見を開き、米中による貿易摩擦がカードゲームの終盤の重要局面に差し掛かっているとの認識を示した。7日付経済日報が伝えた。
郭董事長は会見で、政治と経済は両輪だと動作を交えながら強調した(6日=中央社)
郭董事長は、トランプ米大統領が2,000億米ドル相当の中国製品に対する追加関税を現在の10%から25%に引き上げると表明したことに関連し、「トランプ大統領は米中の今後の交渉に行方に大きな影響を与える発言を行ったが、交渉が決裂するとは限らない。このカードゲームは最終的には合意に達する」との見方を示した。
郭董事長はその上で、「結果がどうであれ、貿易戦争は一段落する。ただ、米中2強の争いは続き、中国市場は驚天動地の開放が起き、米国も独自のサプライチェーンを構築することになる」と指摘した。
郭董事長はまた、「台湾経済は米中に挟まれた独特の位置にある」とし、台湾と米中は長期にわたり、経済面で共生の関係にあり、3者には密接な経済、貿易面での往来があると指摘した。
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