ニュース 電子 作成日:2019年5月8日_記事番号:T00083384
ファウンドリー大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)傘下、力晶積成電子製造(パワーチップ・セミコンダクター・マニュファクチャリング、PSMC)は、5月1日に新竹科学工業園区(竹科)の12インチウエハー工場と8インチ工場で、自家発電設備が故障して停電し、生産ラインが一時停止するトラブルが発生した。観測によると、12インチ工場で生産しているディスプレイ駆動ICについて、PSMCは一部顧客に対し納品が2~3週間は遅れると通知したようだ。8日付自由時報が報じた。
譚仲民パワーチップ副総経理は、当時生産中だった製品は廃棄し、顧客に納期延期を依頼したが、同日中に生産を再開して生産を急いでおり、影響は大きくないと説明した。
ただ、あるIC設計会社の幹部は、生産ラインが半日ストップすれば、顧客は深刻な影響を受けると指摘した。
PSMCの12インチ工場は、主にディスプレイ駆動ICと電源管理用IC(PMIC、パワーマネジメントIC)を生産しており、顧客は聯発科技(メディアテック)傘下の奕力科技(イリテック)など。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722