ニュース 電子 作成日:2019年5月8日_記事番号:T00083385
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)の鄭世杰董事長は、ディスプレイ用ドライバICでのTDDI(タッチコントローラーとディスプレイドライバの統合)IC採用率が昨年第4四半期の21%から、今年第1四半期には27%まで上昇したとの分析を示した。スマートフォンの全画面設計の広がりで採用が拡大している。8日付電子時報が報じた。
鄭董事長は、TDDI需要が高まり、同社の12インチのチップ・オン・フィルム(COF)実装、検査はフル稼働状態で、業界でも通年で逼迫(ひっぱく)が続くと予測した。COFテープ基板の供給不足で、ロー~ミドルエンドスマホでは代替のチップ・オン・グラス(COG)実装が増加した。
ドライバIC設計の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は、TDDI月間出荷量が2,000万セット、ブルーオーシャンとされる有機EL(OLED)用は200万セットに達した。
一方、4Kテレビ用ドライバIC向けの8インチCOF実装も高い稼働率で推移。8Kでは、フルHDに比べドライバIC使用量が約4倍に増える。日本の8K放送開始、2020年東京五輪も出荷を後押ししそうだ。
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