ニュース 電子 作成日:2019年5月8日_記事番号:T00083386
タッチコントローラーIC大手、義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)の葉儀晧董事長は、第3四半期に人工知能(AI)チップを発売すると明らかにした。エッジコンピューティングを念頭に既存製品のAI化を進め、AIチップ搭載タッチパネルでは誤認識率を1%以下に抑制できるとうたう。8日付経済日報が報じた。
この他、先進運転補助システム(ADAS)にも導入し、トラック、バス用ニッチ市場を開拓する。
同社の第1四半期純利益は3億9,500万台湾元(約14億円)と前期比11.9%減、連結売上高は18億8,100万元と17%減で、予測を下回った。インテルの中央演算処理装置(CPU)の供給不足に伴う影響などを受けた。
製品別出荷量は▽ノートパソコン用タッチパネル、1,640万セット(前年同期比2割増)▽タッチスクリーン、380万セット(横ばい)▽ノートPC用指紋認証、170万セット(60万セット増)▽指紋認証IC、約70万セット──。
同社は第2四半期売上高は前期比8.9~14.3%増を見込む。ノートPC用指紋認証の出荷量は300万セット以上へと拡大する見通しだ。一方、今年2月から少量出荷を開始している高単価の高度暗号化機能付き指紋認証製品は、第2四半期に中国顧客1社の増加を見込む。
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