ニュース 電子 作成日:2019年5月8日_記事番号:T00083389
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が7日発表した第1四半期純利益は13億3,100万台湾元(約47億3,000万円)で、前期比59.3%減少、前年同期比36%減少した。同社が生産するアップルのスマートフォン「iPhone XR(テン・アール)」の販売不振が響いた。8日付工商時報などが報じた。
大幅減益は、ペガトロン傘下の▽金属筐体(きょうたい)メーカー、鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)▽IC基板メーカー、景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)──の赤字が予想以上だったことも要因だ。
ペガトロンの第1四半期連結売上高は前期比37%減、前年同期比4.7%増の2,941億1,500万元で、過去最高を記録したが、粗利益率は2.3%と2010年の上場以来で最低となった。
証券会社は、ペガトロンは昨年iPhone受注のために生産能力を拡大したが、販売不振で稼働率が低迷し、コストが上昇したと指摘した。
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