ニュース 医薬 作成日:2019年5月8日_記事番号:T00083394
中国・江蘇省南京市の中国人民解放軍東部戦区総医院(南京総医院)湯山分院で、中台が協力してのスマート医療の取り組みが進んでいる。8日付経済日報が伝えた。
提携に加わっているのは、▽南京大学人工知能医学聯合実験室▽南京愛泊瑞森医療科技▽長庚大学資訊工程学系(情報工学)の林仲志副教授のチーム▽中原大学生物工程系南京聯合実験室──などだ。
湯山分院には中国各地から搬送された、すい炎の重症患者が入院している。スマート病室内で計測された患者の血圧や心拍数は無線LAN経由でナースステーションに伝送され、コンピューターシステムに記録されている。そこで活躍するのが、ウエアラブル式のセンサーを組み込んだ「スマート患者衣」だ。患者の生理データを直ちにクラウドやスマートフォンに伝送する役割を担う。
中台双方は今後、自宅介護分野にも協力を拡大していく構えだ。林副教授は「重症の急性すい炎患者の場合、手術後のリハビリテーション期間が長いが、ずっと入院しているわけではない。スマート医療モデルを用いれば、病院から自宅までをカバーでき、自宅でも診療チームによるケアが可能になる」と説明した。
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