ニュース 電子 作成日:2019年5月9日_記事番号:T00083412
スマートフォンにおけるTDDI(タッチコントローラーとディスプレイドライバの統合)ICの採用率が今年は35%まで上昇すると予想される中、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、12インチウエハー工場の55ナノメートル製造プロセスで同製品を生産し、主に12インチ工場で80ナノプロセスを採用する聯華電子(UMC)に対抗している。9日付自由時報が報じた。
TSMCは従来、8インチ工場で0.11マイクロメートル製造プロセスによるディスプレイドライバICの生産を手掛けていたが、その後、経営上の方針から同製品は積極的に受注してこなかった。
一方、UMCはドライバIC受託生産市場の開拓を進め、昨年は傘下のIC設計業者、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)向けに12インチ工場・80ナノで全面支援。これによりノバテックはTDDI市場で首位メーカーとなった。
しかしTSMCは今年、多くのドライバIC設計業者から受注したTDDIを、55ナノプロセスで量産に入っている。
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