ニュース 電子 作成日:2019年5月9日_記事番号:T00083414
半導体商社のマクニカ・富士エレホールディングスは7日、子会社の駿日(マクニカ・チェンジュ)を通じて台湾の同業、安馳科技(アンサー・テクノロジー、アンステック)に対し株式の公開買い付け(TOB)を行うと発表した。期間は5月8日から6月26日まで。アンステックの発行済み株式の35~50%を1株41台湾元(約146円)で買収し、費用は33億9,000万~48億4,000万円を見込む。
TOBの目的についてマクニカ・富士エレは、グループのアジアでの事業規模拡大を挙げた。アンステックは、台湾と中国で先端半導体製品、産業用パソコン、ネットワーク・通信機器、半導体製造装置の検査機器など、産業分野の顧客を幅広くカバーしており、主要取扱商品とテクニカル・サポートを重視する販売スタイルが同グループと共通していると指摘した。
9日付経済日報によると、アンステックは、15日以内に審議委員会を開催してTOB条件などを審査した後、董事会での議論を経て、株主に意見を求めると表明した。TOBには双方の合意があると観測されており、主要株主の多くも同意しているもようだ。
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