ニュース 電子 作成日:2019年5月9日_記事番号:T00083415
市場調査会社、IHSマークイットの予測によると、2019年の世界の半導体販売額は4,462億米ドルへと前年比7.4%減少する見通しだ。減少幅は過去10年で最大となる。9日付中国時報が報じた。
IHS半導体バリューチェーン研究マネジャーのマイソン・ロブレス・ブルース氏は、昨年の世界の半導体販売額は前年比15%増加し、半導体サプライヤーの多くは今年初めの時点では19年も穏やかな成長を遂げると予想していたが、最近の深刻な景気低迷を受けて、見通しに悲観的になっていると指摘した。
IHSは景気低迷の原因として、需要の鈍化と第1四半期に半導体の在庫水準が急激に高まったことを挙げた。製品別では▽DRAM▽NAND型フラッシュメモリー▽汎用(はんよう)マイクロプロセッサー(MPU)▽32ビットMCU(マイクロコントローラー)▽アナログASIC(特定用途向けIC)──などが特に影響を受けており、今年はスマートフォン市場の飽和でロジックASSP(特定用途向け標準IC)の販売額も急激に落ち込むと予想している。
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