ニュース 食品 作成日:2019年5月9日_記事番号:T00083420
酒・たばこ大手、台湾煙酒(TTL)はベトナムへの子会社設立計画を中止した。理由は会社登記時に国籍を「中国台湾」と届けざるを得なかったためだ。同社は「国営企業」としては受け入れられないとして、財政部の同意を得て、子会社設立を取りやめた。9日付自由時報が伝えた。
経済部によると、ベトナムの会社登記システムで、台湾企業は「中国台湾」という選択肢しか選べないようになっているという。同社幹部は「国家の格を矮小(わいしょう)化する行為は当然受け入れられない」と述べた。
TTLは当初、ベトナムを新南向戦略の前線基地と位置付け、昨年下半期に子会社を立ち上げ、現地工場への生産委託で「金牌台湾ビール」やフルーツ味のビール「果微醺」を発売する計画だった。
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