ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年5月9日_記事番号:T00083421
電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は8日、通勤者や主婦層をターゲットに「国民バイク」と位置付ける新型電動バイク「Gogoro3」を発売した。125ccガソリンバイク相当の性能を持ちながら、政府による電動バイクへの買い替え補助を適用すれば、100ccガソリンバイクよりも低価格で購入でき、ガソリンバイクからシェアを奪うと見込まれる。9日付工商時報が報じた。
Gogoro3。低価格に驚きの声が上がった(Gogoroフェイスブックより)
Gogoro3は、定価6万9,980台湾元(約25万円)、政府補助適用で3万5,980元からと、Gogoro2の約5万元を約25%下回る。
業界関係者によると、現在、ガソリンバイク市場で最大シェアを占める100~125ccモデルの販売価格は3万9,800~4万9,800元のため、Gogoro3の発売で打撃を受けることは確実だ。
Gogoro3は、既存モデルのGogoro2同様、バッテリー2個を搭載する。市場ではこれまで、搭載バッテリー1個搭載の100cc相当の低出力モデルとなるとの観測も出ていた。
この他Gogoroは同日、ガソリンバイク販売業者にGogoroの電動バイクの併売を認める「Gogoro推広中心」プランを発表した。Gogoro販売専門の既存の「Gogoroパートナー」加盟店を補い、販路拡大の足掛かりとする。
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