ニュース 政治 作成日:2019年5月9日_記事番号:T00083433
頼清徳前行政院長は8日、屏東科技大学で総統選出馬表明以降初の講演を行い、学生らの質問に対し、中台による「1992年の共通認識(92共識)」は受け入れられないとする立場を改めて表明した。9日付自由時報が伝えた。
学生から人気テレビドラマ「われわれと悪との距離」の感想について問われた頼氏(左)は、「権力者は常に善悪の選択を迫られるが、道徳が非常に重要だ」と答えた(8日=中央社)
台湾の主権問題について頼前行政院長は「台湾独立というのは、台湾が既に主権が独立した国家であることを指し、背後にある精神は台湾の民主主義を守ることだ。独立を主張してこそ現在の平和的現状を維持することができる」と述べた。
その上で、「国民党が主張する92共識は中華民国が存在していないという誤解を招くものだ。外交関係がある国が中国の圧力で台湾と断交するならば、われわれは尊重する」とし、「われわれが92共識を受け入れ、民主主義を犠牲にして国交の安定を図るわけにはいかない」と主張した。
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