ニュース 電子 作成日:2019年5月10日_記事番号:T00083437
家電大手、大同(TATUNG)の子会社、尚志半導体は10日、債務超過に陥ったことにより、早ければ6月末にも上場廃止になるとの見通しを発表した。同グループで上場廃止となるのは、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)、中華映管(CPT)に続いて3社目となる。東森財経網が10日伝えた。
同社はグループ内の太陽電池用シリコンウエハーの緑能科技に対する出資比率が高く、保有株式の減損会計で昨年第4四半期に1株当たり純資産が0.84台湾元(約3円)に減少。今年第1四半期にはマイナスに3.95元に転落し、会計士による監査報告書の提出から40日後、早ければ6月末に上場廃止になることが決まった。
これに先立ち、緑能科技は2018年第4四半期の減損会計などで、1株当たり純資産がマイナス5.53元に転落し、5月2日に上場廃止となっている。
尚志は11年から8年連続で赤字経営となっていた。同社は、現在も業務は正常に行われており、上場廃止後も台湾で顧客向けに研究開発(R&D)に取り組むとしている。
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