ニュース 電子 作成日:2019年5月10日_記事番号:T00083439
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が9日発表した第1四半期の純損失は37億2,500万台湾元(約132億円)と、前期の6億9,700万元より赤字額が拡大した。パネル価格下落、非需要期の出荷不振で、イノラックス、友達光電(AUO)、LGディスプレイ(LGD)、サムスンディスプレイ(SDC)の大手4社いずれも赤字だった。10日付経済日報などが報じた。
イノラックスの第1四半期連結売上高は599億2,400万元で前期比17.1%減少し、粗利益率は1.5%で4.7ポイント下落した。パネル出荷面積は702万平メートルで12.8%縮小し、平均販売価格(ASP)は276米ドルだった。中小型パネル出荷面積は55万3,300平方メートルで6.9%縮小した。
サイズ別の売上高構成比は、▽10インチ以下、21%▽10~20インチ、24%▽20~30インチ、16%▽30~40インチ、5%▽40インチ以上、34%──だった。
同社は、第2四半期のテレビ用パネル価格は安定、ノートパソコン、モニター用や小型パネル需要は回復すると予測した。
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