ニュース 医薬 作成日:2019年5月10日_記事番号:T00083446
衛生福利部(衛福部)の薛瑞元常務次長(次官)は9日、本来使い捨てで使用すべき手術器具を消毒の上で使い回す例が存在するとし、各地の衛生局に調査を指示したことを明らかにした。10日付聯合報が伝えた。
仮にカタログに使い捨て用と明示された手術器具が消毒の上で使い回されていた場合、リスクが初回使用時と同一であることが科学的に証明できない限り、処分の対象とする方針だ。
例えば双極電極を用いた外科器材の場合、器材の認可書類には使い捨てであることが明示されているが、多くの医療機関では消毒後に繰り返し使用しているのが現状とされる。
台湾大学医学院附設医院(台大医院)の広報担当者は「病院内で確かに器材を重複使用するケースがある。理由は器材の単価が高く、一部の患者が経済的に負担し切れないためだ。一部器材は内部の委員会で審査後、2~5回の重複使用を認めている」と説明した。
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