ニュース 金融 作成日:2019年5月10日_記事番号:T00083453
生命保険大手、南山人寿保険が100億台湾元(約355億円)以上を投じて導入した情報システム「新境界」でトラブルが相次いでいることを受け、同社と同社労組は10日、金融監督管理委員会(金管会)保険局と対応を協議する2回目の会合を持つ。2週間前に開かれた初会合で金管会は6月末までにシステム安定を確保するよう要求した。10日付蘋果日報が伝えた。
問題のシステムでは、15万件の保険契約が失効状態となった他、クレジットカード6万枚による保険料支払いに問題が生じた。その結果、保険外交員が契約者を直接訪ね、「契約復活」の申請書に記入を求める事態などが起きた。
金管会の顧立雄主任委員は、南山人寿の内部管理に問題があり、健全な経営を妨げる恐れがあるとし、システムの安定を待って、同社に対する処分を下す考えを示した。
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