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高雄の橋頭科学園区、半導体メーカーなど誘致


ニュース その他分野 作成日:2019年5月10日_記事番号:T00083455

高雄の橋頭科学園区、半導体メーカーなど誘致

 陳其邁・行政院副院長は9日、高雄市に計画する橋頭科学園区について、▽半導体▽スマート機械▽モノのインターネット(IoT)──などの関連メーカーが進出する見通しで、受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)が意欲を示していると明らかにした。10日付工商時報が報じた。

/date/2019/05/10/16ic_2.jpg蔡総統は9日、橋頭科学園区は南科とともに、南部のハイテクコリドーを形成すると指摘した(9日=中央社)

 陳副院長は、南部科学工業園区(南科)では約180ヘクタールの用地が不足しており、橋頭科学園区の用地262ヘクタールで、産業界の需要を満たす必要があると指摘した。周辺の大手メーカーに橋頭科学園区への進出を呼び掛ける方針で、将来的に同園区の年産額1,800億台湾元(約6,400億円)、1万1,000件の雇用創出を見込んでいると明らかにした。

 消息筋によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)受託(OSAT)世界最大手の日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)も橋頭科学園区に進出する可能性がある。