ニュース 電子 作成日:2019年5月13日_記事番号:T00083466
プリント基板(PCB)メーカーの欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)は9日、ハイエンドフリップチップ(FC)基板の生産能力増強に今年から2022年までで200億台湾元(約710億円)の投資を行うと発表した。また、世界的大手企業との提携で、第5世代移動通信(5G)、人工知能(AI)、ビッグデータ分析といった新たな応用分野で必要とされるハイエンドFC基板の技術力と競争力向上を図る。11日付工商時報が報じた。
外資系証券会社は、業界では近年、FC基板にバンプ加工を行うFCBGAの需要が高まっているとして、ユニマイクロンの200億元投資を高く評価。同社のハイエンドFC基板生産能力は40%増強されると予想している。またFCBGA基板は20年半ば~21年年初にかけて新たな生産ラインの稼働が相次ぐとみられるが、当面は需給逼迫(ひっぱく)が続くとの見方だ。
ユニマイクロンは昨年売上高が757億3,300万元、純利益が17億500万元といずれも13年以来の最高を記録した。今年1~4月累計売上高も236億元と同期の過去最高を更新した。
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