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統一、中国食品業者を30億元で買収計画


ニュース 食品 作成日:2008年6月24日_記事番号:T00008347

統一、中国食品業者を30億元で買収計画


 食品大手、統一企業(ユニプレジデント)は23日、30億台湾元(約106億円)で中国食品業者の買収、または戦略提携の計画があることを明らかにした。これにより、中国の飲料市場シェア首位の座をコカコーラから奪回したい考えだ。24日付蘋果日報が報じた。
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 買収または提携先となる中国企業は未定だ。昨年同社の中国飲料市場のシェアは27.5%で首位、コカコーラが22.1%だったが、今年第1四半期は統一が22.1%に下落し、コカコーラ(25.3%)に首位を奪われた。

 統一はまた、来年の飲料の生産ラインを、現在の53本から100本まで増やす計画もある。

 アナリストによると、中国事業の今年の売上高は前年比3割増の780億元、純利益は19億元の見通しだ。中国事業を担う統一企業中国控股(統一中国)に対する持ち株比率は7割以上のため、統一本社に貢献する利益額は約13億3,000万元となる見込み。