ニュース 電子 作成日:2019年5月13日_記事番号:T00083472
電子機器受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の梁次震副董事長は、同社が拡張現実(AR)グラスに関する技術を既に確保し、製品の量産、出荷に向けた準備を進めていると明らかにした。これについて業界では、クアンタが生産を受注したとされるアップルのARグラスが、今年下半期から来年に発売されるとの見方が浮上している。13日付経済日報が報じた。
市場観測によると、アップルのARグラスはフレーム筐体(きょうたい)とレンズ、センサーから成り、フレームは可成科技(キャッチャー・テクノロジー)、レンズは揚明光学(ヤング・オプティクス)が供給し、クアンタと正崴精密工業(フォックスリンク)が組み立てを手掛けるとされる。
梁副董事長は顧客や受注状況についてはコメントを避けたが、ウエアラブル(装着型)AR端末のハードウエアにおいて課題となっていた薄型化技術は既に確保できたと語り、今後、十分なソフトウエアが用意されれば、大量出荷が可能となるとの見方を示した。
なおクアンタはアップルの他、グーグルなどのAR端末の生産も受注するとみられている。
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