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裕隆汽車が紡織事業を分離、グループ再編で


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年5月13日_記事番号:T00083473

裕隆汽車が紡織事業を分離、グループ再編で

 自動車大手、裕隆集団傘下の裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)は10日、グループ再編の一環として、紡織事業を台元紡織傘下の投資会社、翔韋投資に移管することを董事会で決議した。11日付工商時報が伝えた。

 具体的には、紡織事業の持ち株会社である元文投資を台元紡織が90.6%を出資する翔韋投資と合併させる手順を踏む。存続会社は翔韋投資で、合併基準日は6月3日となる。結果的に裕隆汽車製造が紡織事業に対する持ち株を台元紡織に売却し、裕隆汽車製造は自動車事業に専念する形となる。

 一連の取引で、裕隆汽車製造は115億5,000万台湾元(約409億円)の株式売却収入を得て、25億元の売却益を計上する。

 裕隆集団は今年1月、グループ企業190社を自動車、金融、紡織、建設の4つの事業グループに再編し、持ち株会社への株式移転で管理責任を明確にしていく方針を明らかにしていた。