ニュース 食品 作成日:2019年5月13日_記事番号:T00083475
有料会員制の米系量販店、コストコ(好市多)は11日、食品大手、義美食品(I-Meiフーズ)の牛乳を店頭から撤去した。同製品を購入した顧客2人から先週、消費期限内にもかかわらず変質したという苦情があったことを受けての措置だ。13日付蘋果日報が報じた。
コストコは、義美が原因を調査し、懸念がなくなるまで販売を停止すると説明。購入済みの顧客に対しては返品に応じる。
コストコが販売する義美の牛乳はコストコ以外では販売されていない種類のものだ。
義美は、現時点で同社工場の出荷製品の生菌数に問題は見られないが、今後も変質した原因の調査を進めると表明した。
義美の高志尚総経理は12日、コストコが販売する同社の牛乳は栄養成分の変性が少ない高温短時間殺菌法(HTST)を採用しているが、出荷後の段階で温度管理に不備があれば酸っぱくなったり、成分が固まってしまう恐れがあると説明した。
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の潘志寛食品組長は、義美のサプライチェーンを調査すると表明した。
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