ニュース 商業・サービス 作成日:2019年5月13日_記事番号:T00083476
47年の歴史を持つ台北市中山区の老舗高級ホテル、六福客桟(レオフーホテル)を運営する六福旅遊集団(レオフー・ツーリズム・グループ)は10日、同ホテルの建て替えが台北市政府に認可されたと発表した。台北市で「都市危険・老朽建築物建て替え加速条例(危老条例)」に基づいてホテルが改築される2件目のケースとなる。11日付経済日報が報じた。
同ホテルは5年前にも建て替え計画を申請していたが、設計上の理由などにより承認に至らなかった(10日=中央社)
レオフーグループは3月、台北市に対し、容積率や建ぺい率の規制緩和、地価税(土地固定資産税)の減免などの優遇措置が受けられる同条例の適用を申請していた。20階建て以上、延べ床面積6,000坪以上のビルに建て替え、ホテルとオフィスビルとして使用する計画だ。
レオフーグループは、遅くても1年以内に建設許可を取得する必要があると説明。工期は3~4年を見込んでいるという。
不動産コンサルティング会社、瑞普萊坊(リプロ・ナイトフランク)市場研究顧問部の黄舒衛総監は、建て替え後のビルの資産価値は70億台湾元(約250億円)以上となる可能性があると指摘した。
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