ニュース 政治 作成日:2019年5月13日_記事番号:T00083484
中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の汪洋主席は10日、北京で開かれた中台メディア関係者の会合で台湾メディアの代表と会見し、台湾メディアは中国政府が主張する一国二制度を宣伝するよう要求した。11日付自由時報が伝えた。
汪中国政協主席(前中)。「米国は台湾問題のために中国と戦争することはない」との見方も示した(10日=中央社)
今回の会合は中国で北京日報などを発行する北京日報報業集団と台湾で中国時報などを発行する旺旺中時媒体集団が開いた「第4回両岸メディア人北京サミット」で、200人余りが出席し、「両岸交流とメディアの責任」をテーマに意見交換するものだ。
汪主席は台湾メディアに対し、「両岸関係の雪解けはメディア界の友人の努力によるものだ。平和的統一と一国二制度を実現するには、なおもメディア界の友人の共同努力が必要だ」と述べた他、「台湾当局は2年後のことでさえ保証できない状況で、こうした状態では時と勢いはわれわれ(中国側)にある」などと続けた。
汪主席の発言内容は中国メディアによって全文が報じられた直後、インターネットから削除された。
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