ニュース 電子 作成日:2019年5月14日_記事番号:T00083489
ロイター通信の報道を基に14日付経済日報が伝えたところによると、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の後継者に、グループ内で半導体事業を担うサブグループ「S次集団」の劉揚偉総経理が指名されるとの観測が浮上している。
ロイター通信は鴻海の内部に詳しい人物2人からの情報として、劉氏が鴻海の次期董事長に就任すると伝えたが、経済日報の取材に対し劉氏はユーモアを交え「そうなるのか?」と応じた。
劉氏は、鴻海が進めている半導体サプライチェーンの垂直統合を主導する人物で、今年、グループ傘下の半導体設備メーカー、京鼎精密科技(フォックスセミコン・インテグレーテッド・テクノロジー、fiti)の董事長にも就任した。観測が事実とすれば、今後、鴻海において半導体事業の重要性がさらに高まることを意味する。
民国50年代(1961~70年)生まれの劉氏は、聯華電子(UMC)グループのIC設計業者、聯陽半導体(ITEテック)を創業。その後、10年余り前に鴻海グループに入り、傘下企業の幹部や郭董事長の特別助理などの職務を歴任してきた。
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