ニュース 金融 作成日:2019年5月14日_記事番号:T00083501
市場観測によると、永豊商業銀行(バンク・シノパック)は中国の家電ブランド大手、美的集団(マイディアグループ)と、中国での消費者金融会社の合弁設立に向けた交渉を行っているようだ。事実であれば、永豊銀は中国に合弁の消費者金融会社を設立する台湾5社目の金融機関となる見通しだ。同行は13日、ノーコメントとした。14日付経済日報が報じた。
台湾の金融機関では、中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)が昨年10月、中国家電販売大手の国美控股集団、中国福建省の廈門金円投資集団と合弁で設立した消費者金融会社「廈門金美信消費金融」を開業した。また、▽富邦金融控股系の富邦華一銀行▽凱基商業銀行(KGIバンク)▽王道商業銀行(オーバンク)──も中国での消費者金融会社の設立を計画しており、既に金融監督管理委員会(金管会)の認可を取得している。
永豊銀の母体である永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)の昨年の海外売上高比率は25%、海外利益率は43%だった。永豊金は年初の業績説明会で、今年は海外利益の前年比2桁増を目指すと表明していた。
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