ニュース 運輸 作成日:2019年5月14日_記事番号:T00083506
長栄航空(エバー航空)の客室乗務員が加盟する労働組合、桃園市空服員職業工会は13日、ストライキ権確立投票を開始した。期間は6月6日まで。エバー航空の客室乗務員による賛成票は90%を超えるとの見方もあり、スト決行となる公算が大きい。交通部は、端午節連休(6月7~9日)か夏休みシーズンにストが勃発する可能性が高いとの予測を示した。14日付蘋果日報が報じた。
投票初日、2時間足らずで桃園市の投票所では100人以上が投票し、高雄市でも25%が投票を終えた(13日=中央社)
スト権確立には、会員全体5,933人の過半数2,967人の賛成と、エバー航空の客室乗務員3,276人の8割以上(2,621人)の賛成が必要だ。
長栄大学航運管理学系の黄泰林教授は、エバー航空の客室乗務員の賛成票は90%を超えると予想した。エバー航空が先週8日、従業員に対し、ストが収益に影響した場合、▽春節ボーナス(年終奨金)を支給しない▽賃上げを行わない──などの対抗措置を講じると通告したことで、客室乗務員が反感を強めたとの見方だ。
業界関係者は、ストが勃発すれば、桃園国際空港だけで1日当たり180便が影響を受け、夏休みシーズンであれば影響はさらに大きくなると予想した。
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