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ベトナムの工業団地、台湾で企業誘致説明会


ニュース その他分野 作成日:2019年5月15日_記事番号:T00083533

ベトナムの工業団地、台湾で企業誘致説明会

 ベトナム東南部ビンフオック省のアンゾーン工業団地(ミンフン・シキコ工業団地)の台湾企業専用工業区の企業誘致説明会が14日、台湾で開催された。▽自転車サドル大手、鋒明集団(DDK)▽工業用不動産仲介の豊禾地産開発▽海外不動産仲介の泛亜国際不動産(アースアジアインターナショナル)──の3社が、開発事業者のミンフン・シキコから企業誘致権を獲得した。15日付経済日報が報じた。

 同団地の第1期面積は500ヘクタールで、既に70ヘクタール以上の用地が売却済みだ。

 うち15ヘクタールの用地は、▽伸縮性テープの二億企業(E.C.I.イラスティック)▽女性用下着ブランドの曼黛瑪璉(モード・マリエ)──が計2億2,500万台湾元(約8億円)で取得した。両社の投資総額は70億元に上る見通しだ。

 この他、上場企業3社が契約締結に向けた最終段階に入っている。ねじ、家具メーカーも進出に意欲を示している。

 豊禾地産開発の黄錠銘総経理は、同団地では租税の減免措置を受けられるため、米中貿易戦争を受け、台湾メーカーに対し中国からの生産移転を促したいと説明した。