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アリババの半導体事業会社、TSMCにAIチップ発注か


ニュース 電子 作成日:2019年5月16日_記事番号:T00083543

アリババの半導体事業会社、TSMCにAIチップ発注か

 中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)傘下で半導体事業を手掛ける平頭哥半導体が、人工知能(AI)向け半導体の設計を台湾積体電路製造(TSMC)傘下の創意電子(グローバル・ユニチップ、GUC)に発注し、TSMCが生産を受託するとの観測が浮上している。平頭哥の幹部がこのほど来台し、両社を訪問して詳細を協議したもようだ。16日付電子時報が報じた。

 2018年9月設立の平頭哥半導体は、今年半ばに同社初のAIチップをリリースすることを目指している。TSMCの7ナノメートル製造プロセスが採用される見通しだ。

 TSMCは、AI発展において重要技術となる7ナノプロセス技術で業界の先頭を走っており、▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)▽クアルコム▽聯発科技(メディアテック)▽アマゾン・ドット・コム▽エヌビディア──などから、AIチップ向けの受注をほぼ総取りしている。