ニュース 電子 作成日:2019年5月16日_記事番号:T00083546
プリント基板(PCB)メーカーの瀚宇博徳(ハンスターボード)は、第1四半期の純利益が3億3,900万台湾元(約12億円)、1株当たり純利益(EPS)が0.75元と前年同期の2倍以上となり、過去13年の同期で最高だった。パソコン需要の増加に加え、ネットワーク・サーバー機器向けの需要が高まったことが要因だ。16日付工商時報などが伝えた。
第1四半期売上高は94億9,000万元で前年同期並み、粗利益率は14.28%で1.14ポイント上昇した。
同社は今後について、米中貿易戦争による追加関税適用を懸念しながらも、第5世代移動通信(5G)関連の需要が下半期以降に見込めると説明した。製品構成面では、生産量が多い製品から、医療や軍事用、IoT(モノのインターネット)向けなど生産量は少ないが多様なニッチ製品にシフトが見込まれるとした。
同社は18年通年の業績でも、商品構成の改善、設備稼働率の上昇、銅相場の下落、為替差益といった好材料を背景として、EPSが過去10年で最高となる3.55元を記録していた。
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