ニュース 電子 作成日:2008年6月24日_記事番号:T00008355
今年、海外生産拠点の再編に積極的に取り組んでいる鴻海精密工業は、中国での人件費増大に伴い、江蘇省昆山のコネクター生産ラインのうち3本を、台北県土城市に移設することを決めた。24日付工商時報が報じた。
鴻海内部では既に生産のオートメーション化を進めているが、今年に入って土城市に相次いでオートメーション化生産ライン3本を導入している。このラインは、もともとすべて中国で行う計画だったコネクター生産を、一部台湾での生産に切り替えるためのものだ。
また10%の人員削減などリストラを進めるデルが、テキサス州オースティン工場の閉鎖を計画していることにより、昨年よりデルの完成機出荷の受注を開始した鴻海が最大の利益を受けるとみられる。
鴻海は既に、完成品の組み立て、梱包、出荷までを行う「レベル10」の認証をデルから得ているとされ、今後メキシコと中国山東省煙台工場をデルのパソコン(PC)の出荷拠点とするとの観測も出ている。
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