ニュース 金融 作成日:2019年5月16日_記事番号:T00083553
中央銀行(中銀)は15日、4月末の人民元建て預金残高が前月末比75億9,000万人民元(約1,200億円)減少し、過去5年で最低の2,746億9,400万人民元だったと発表した。電子業界が定期預金を解約し、貿易代金に充てたことが主因。個人の人民元建て預金は3億人民元の減少にとどまった。16日付工商時報が伝えた。
うち外国為替取り扱い指定銀行(DBU)の人民元建て預金残高は2,432億5,700万人民元で、前月末を50億3,700万人民元下回り、過去4年9カ月で最低を記録した。7カ月連続の減少だった。
オフショア銀行部門(OBU)の人民元建て預金残高は314億3,700万人民元で前月末を25億5,300万人民元下回り、過去10カ月で最低だった。
中銀関係者は「法人顧客に比べ、一般市民の(人民元)預金は安定している。金利水準が台湾元よりも依然高いだけあって、為替変動による大幅な減少は見られない」と分析した。現在市中銀行の人民元建て定期預金の最高金利は1年物で3.1%で、前年同期に比べると50~70ベーシスポイント低下している。
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