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京元、DDR2受注に意欲


ニュース 電子 作成日:2008年6月24日_記事番号:T00008356

京元、DDR2受注に意欲

 
 ロジックICパッケージング・テスティング(封止・検査)大手の京元電子(KYEC)が、パソコン用メモリとして現在最も一般的な規格であるDDR2の封止・検査の受注に積極的な姿勢を示している。ニッチ型メモリは需要の波が激しく、全体の出荷量も少ないリスクがあり、標準型の受注に魅力を感じているようだ。24日付工商時報が伝えた。

 京元は来年1月1日、域内のニッチ型メモリ設計会社を主な顧客とする検査業務を分割し、新会社の京宝科技を設立する予定だ。京宝は設立から半年から1年後に、同じく京元が出資するメモリパッケージングメーカーの坤遠科技と合併するなどして、DDR2分野の受注に踏み出す可能性もあるという。坤遠は現在、主にNAND型フラッシュメモリの封止を行っており、月産能力は約500万個だ。

 なお、京元の李金恭董事長は、メモリ業界全体の取引状況は下半期に改善するとみている。