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レシートくじのクラウド賞、500元40万組を拡大


ニュース その他分野 作成日:2019年5月16日_記事番号:T00083562

レシートくじのクラウド賞、500元40万組を拡大

 蘇建栄財政部長は15日、統一発票(公式レシート)で行われている番号くじのうち、電子マネーカード内などに保管するクラウドレシートに対する専属賞について、新たに500台湾元(約1,800円)賞を40万組分設ける方針を示した。9~10月期発行のレシートから実施される。店頭でのレシート印刷を減らし、紙資源の節約を促すことが目的だ。16日付工商時報などが報じた。

 クラウドレシート専属賞は、環境保護などを目的に2013年導入された。現在は2カ月ごとに2,000元賞が1万5,000組、100万元賞が15組用意されている。英字2文字と数字8文字のレシート番号全体が当選番号と一致する必要があり、当選確率が低いため、クラウドレシートの普及にあまり役に立っていないと評されていた。なお、専属賞の拡大によって、クラウドレシートを利用する場合の全体の当選確率は0.5%から0.7%に高まる。

 クラウドレシートは、財政部の「統一発票兌奨アプリ」などを通して管理が可能だ。