ニュース 政治 作成日:2019年5月17日_記事番号:T00083588
来年の総統選挙に向けて国民党の予備選挙への参加を表明している鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は16日、台東県を視察した際、予備選でライバルとなる韓国瑜高雄市長について「彼は『発大財(繁盛)』と言うだけで何もやっていない」と批判した。17日付自由時報などが報じた。
郭氏(右)は黄健庭前台東県長(左)と並んで、「もし黄氏が高雄市長をやったら、韓氏よりもうまくやるだろう」と語った(16日=中央社)
郭氏はさらに「韓市長は経営者の経験がなく、庶民経済の何たるかを全く分かっていない」と指摘。また、韓市長はかつて立法委員を三期務めているため政界の新人とはいえず、徒手空拳で創業して成功した自身こそ新人だと新鮮さをアピールした。
郭氏はこの他、中台関係について、「香港の一国二制度は失敗だ。私は決して一国二制度を認めない。『一つの中国、それぞれの解釈』があってこその1992年の共通認識(92共識)だ」と発言した。
郭氏の発言に対し韓市長は「尊重する。郭氏は全力で前進しようとしており、皆がそれぞれ努力することを期待する」とコメントした。
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