ニュース 電子 作成日:2019年5月20日_記事番号:T00083594
米国が同国企業による中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)からの通信機器調達と、ファーウェイと関連企業への輸出を事実上禁止したことを受け、ファーウェイ傘下のIC設計業者、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)と提携する台湾のファウンドリー、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)受託業者(OSAT)への影響が懸念されているが、ある台湾の封止・検査業界関係者は、ハイシリコンからの受注は当面増える可能性があるとの見方を示した。20日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、一部の半導体検査業者はハイシリコン向けに生産能力を確保する契約を結んでおり、契約期間は今年12月までだが、来年第2四半期まで延期することを検討しているようだ。既に1社は期間延長の契約締結前の段階にあるという。
業界関係者は、一部の半導体検査大手では7月までの生産能力拡大計画が確定しており、今後もハイシリコンからの受注が増える可能性があるが、7月以降も生産能力拡大を続けるかは米中貿易戦争の成り行き次第と指摘した。
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