ニュース 石油・化学 作成日:2019年5月20日_記事番号:T00083600
科技部は17日、国家実験研究院(国研院)の研究船「励進(レジェンド)」による海底調査の結果、台湾本島の南西沖合数十キロメートルの海底でメタンハイドレートを発見したと発表した。大量に埋蔵されているとみられ、今後採掘の可能性を探っていく。18日付蘋果日報が伝えた。
ROV投入のようす。夢のエネルギーとして注目が高まっている(国研院リリースより)
励進は2014年に座礁して沈没した海洋研究船「海研5号」に代わり、国研院が8億9,000万台湾元(約31億3,000万円)を投じて建造した研究船で、3月9日に台南市の安平港を出て、南シナ海海域と台湾近海で調査を実施し、4月2日に帰港した。台湾近海の海底から採取したサンプルからメタンハイドレートの含有を確認。海底観測とサンプル採取には無人探査機(ROV)を使用した。
メタンハイドレートは、海底の泥火山や背斜(古い地層が表面に来るような地層の曲がり)のひびから海底に噴出したものと考えられている。
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