ニュース 建設 作成日:2019年5月20日_記事番号:T00083603
交通部台湾鉄路管理局(台鉄局)は、高雄駅近くに保有する宿舎跡地の都市再開発に向け、全区画の権利変換方式による入札を実施すると発表した。台鉄局が高雄市で全区画の権利変換方式による都市再開発を実施するのは初めて。約50億台湾元(約175億円)の投資を呼び込み、約100億元の開発効果を生み出すと見込んでいる。18日付経済日報が報じた。
台鉄局による開発想定イメージ。昨年10月の高雄駅周辺の鉄道地下化完了後、周辺の再開発が加速する(台鉄局リリースより)
同跡地の面積は8,392坪で、建設される建物の延べ床面積は3万5,000坪以上に達する見通しだ。台鉄局は主に住宅の建設を望んでおり、商業施設を建設する場合は駐車場を設置しなければならないため、高雄市政府に還元金として約3,347万元を支払う必要がある。
入札期間は8月29日まで。立地の良さから、既に建設会社、デベロッパー、生命保険業者など10社が入札申込書を受け取っている。台鉄局は今年末に事業者を選定したい考えだ。
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