ニュース 公益 作成日:2019年5月20日_記事番号:T00083610
上緯国際投資控股(上緯投控)が▽オーストラリアの投資銀行、マッコーリー▽デンマークの洋上風力発電大手、エルステッド▽日本の火力発電会社、JERA──との共同出資により苗栗県沖で開発を進める洋上(オフショア)風力発電所「海洋風電(フォルモサ1)」は、今年末に竣工(しゅんこう)する予定だ。台湾初の商業規模の洋上風力発電所となる見通しだ。19日付自由時報が報じた。
着工式典で沈栄津経済部長(右3)は、テスト用発電機は台風や地震でも問題なく稼働していたと指摘し、台湾での洋上風力発電の発展に自信を示した(18日=中央社)
海洋風電では今月末、第2段階の120メガワット(MW)分に着工する計画だ。上緯投控の蔡朝陽董事長は18日の着工式典で、第1段階で設置したテスト用発電機2基の累計発電量は、4月末までの1年余りで5,500万キロワット時(kWh)に上り、1万5,000世帯の1年分の消費電力に相当すると説明。第2段階の施工が完了すれば、総設備容量は128MWに達し、12万8,000世帯への電力供給が可能になると語った。
蔡英文政権は、再生可能エネルギーの発電比率を2025年までに20%へと引き上げることを目指している。
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